はじめに
「芸能人に会える仕事、支える仕事をしてみたい!」と一度は考えたことがある方も多いのではないでしょうか。
「芸能マネージャーになるには」どうしたらよいのか、「未経験でもなれるのか」などを
新卒 未経験で芸能事務所に就職し、転職と採用する側の経験もある筆者が解説します。
事務所の規模などによって変わりますが、芸能事務所への就職を目指す方の参考になれば嬉しいです。
もっと具体的な内容として、実際に私が経験した就活での、エントリー~内定までの流れを別の記事で詳しく書いているので、そちらも合わせて参考にしてみてください。

未経験でもなれます
新卒ならアピールすべきは「体力・忍耐」
マネージャーになるのに必要な資格はありません。
アピールするべきなのは体力と忍耐など「とにかく色々なことに耐えられる」ということが大切です。
別の記事で、私がマネージャーになって苦労したことを書きましたので、そちらを読んでいただけると伝わると思いますが、とにかく体力とメンタル勝負です。
「気配り」なども必要なイメージがあると思いますが、
新卒や未経験であれば体力と強いメンタルがあってようやくスタートラインです。
そのあとに「気配り」になってくると思います。
「ハードな仕事に耐えられますか?」は面接で必ず聞かれます。

体力、忍耐 〉気配り
マネージャー専門学校の必要性はどちらでも
近年、エンタメ系の専門学校でマネージャー育成のコースも増えてきていますが、
『専門学校に行った方が就活に有利か?』と言うと、正直微妙なところだと思います。
もちろん専門学校に行けば、実践に役立つことが学べますし、
企業からオファーがあれば就職に繋がることもあります。
ただ若い会社でなければ、
採用するのは30代以上…社長が50代以上…などということも多いです。
そうなるとマネージャー専門学校が少なかった時代の方達なので、必要ないと思っている方も多いです。
実際私が30代のマネージャーと50代の社長に聞いてみたところ、専門学校は必要ないと思う、とみんな言っていました。
専門学生ではなく、大学生の新卒しか募集しない企業も多いです。

専門卒より大卒の方が、履歴書は強いイメージです
これに関しては、別の記事で詳しく書いているので、そちらも参考にしてみてください。
学ぶのは実践で
専門学校は必要ないという現役マネージャーも多い通り、
マネージャー業務が1番学べるのは圧倒的に現場です。
私も入社してから先輩に質問したり、マナーや気配り、役割、段取りについて口頭では聞いていましたが、
現場にたくさん行き続けるうちに感覚で身についた部分がほとんどのように感じています。
無責任な言い方になってしまいますが、未経験でも出来る人は出来ます。

やりながら身につく。数こなすの大事
業界経験者がそもそも少ない狭い世界なので、未経験OKの募集も多いです。
近い業界経験は役に立つ
私はマネージャーからマネージャーに転職経験がありますが、そういう方は少ないと思うので、
異業種からの転職で言うと
エンタメ業界やファッション、スポーツ、広告、メディア、テレビなどの近い業界の経験があれば、マネージャーの仕事にも大いに役立ちます。
エンタメ業界以外からの転職でも、上記のジャンルに近い繋がりがあればアピールすると良いと思います。

私の周りはファッション業界や広告代理店からの中途も多いです
新卒の場合も、学生時代に近いジャンルの勉強をしているのであれば、PRに使えると思います。
マネージャー以外のエンタメ業界の職種に関しては、以前「芸能人に会える職業」というテーマで記事を書いていますので、参考になったら嬉しいです。
まとめ
今回は「芸能マネージャーになるには」を解説しました。どれも事務所によって大きく変わるので何とも言えない部分も多いです。
別の記事で、マネージャー以外のエンタメ業界の就活にも触れているので、参考にしてみてください。
今後も芸能マネージャーのリアルを発信していきますので、参考になると嬉しいです。

現場で身につけないといけないことは多いけど
未経験でもなれる!