このサイトは
「芸能マネージャー 辛い」
の検索によくヒットしているようなのですが
検索しているのは、芸能マネージャーに
これからなろうとしている方なのか
現役なのか気になるところ…
どちらにしても
マネージャーは辛いぞ!と
言えます。私は
マネージャーの知り合いに聞くと
そんなに苦しんでいないマネージャーも
いるのですが
私は苦しんだ代表として
本音をこっそり吐かせていただいております。
マネージャーという仕事は
担当するタレントさんや
事務所によって全てが決まるので
忙しさ、朝型夜型、
休みの頻度…
本当に色々です。
その色々に関しては
項目ごとにしっかりめにまとめた
記事もあるので
「メニュー」から見てみてください。
ここでは本音をこっそり
言おうと思います。
労働基準法ってなに?
というくらい
月に500時間以上働いていた時の話です。
(最高は560時間くらい)
そんなに働いていても
残業代とボーナスなかったりするから
気をつけて!という話も散々しましたが。
私は音楽のアーティストのマネージャーを
メインにしてきたので
朝はあまり早くないですね。
(歌う人の声が出ないから)
早朝からレコーディングすることは
まずないです
早朝「まで」やることはよくあります
(なぞなぞ?)
MV撮影は大体朝早い
(歌関係ないので)
モデルさんや俳優さんのマネージャーだと
開店前の場所で撮影したりするので
5時に渋谷からロケバス出発とかよくあります。
私は朝がそこまで早くなかったので
出発は6時か7時台が多かったです
(今考えるとまあまあ早い)(麻痺)
そしてタレントさんの仕事が終わるのが
24時くらい
そこから1人で作業を2.3時間
寝られるのが3時か4時で
5時か6時起床。
どうやって生きてたの?
ですね
その答えは「若さ」でしかないです
もちろん昼間ゆっくりできる時間もなく。
モデルさん、俳優さんより
アーティストのマネージャーは
大変という話も別の記事にまとめましたが
常に動いているので
楽屋弁当を食べ切ったことが一度もないです。
美味しそうなお弁当、ケータリングたくさん出会ったのにな〜
(悔)
基本的には自分でスケジュール管理しているわけなので、
そんなに詰め込まなければよい話ですが
ライブを何公演やらないと予算が合わないとか
ライブが決まっていたけど
どうしても隙間にTVの仕事を入れたいとか
色々な事情で
最終の飛行機で都内に帰ってきて、
次の日、始発新幹線で地方行かないととか
自宅帰っても1時間くらいしか滞在できないから
東京駅近くにホテルとるという
何のために働いていたんだろう??
流石にこれは会社に交渉して
経費にしてもらったけど
何のために交渉してるんだろう?(無限)
こんなに忙しかったはずなのに
メインで担当していたアーティストが
3ヶ月ぶりくらいの休みの日に
自分も休めばいいのに
他の現場経験したくて
事務所の他のアーティスト現場を
手伝いに行ってたな〜
(真面目か)
そこでスタッフさんに
「動き見てたら、
普段いかに揉まれてるかわかるよ」
って言ってもらえたの
地味に嬉しかったな〜
あ〜この馬車馬の日々は
一応無駄ではなかったんだなと。
あと
「一番きついレベルを味わってるから
それ経験してたら、もう何でもできるよ!」
って大体どこでも言ってもらえてて
その言葉、結構支えだったな〜
20代前半で経験することを
1年で全部できたようです(計算上)
マネージャー1年目で
たくさんテレビ局に行って
たくさんライブして
最終的にレコ大と紅白に
とどめ刺されて
(怒られる)
1年目でそれ出来るなんて
羨ましいわ!!って
先輩マネージャーにたくさん
言っていただいたけど
いや、普通にきついわ!!
と思っていましたね。
でも人の3倍働いてたお陰で
20代前半で会社員を辞める
覚悟ができて
働き方の早期決断が
できたと思っているので
それはよかったかな
(にしても月300時間くらいでよかった…)
この生活で1回も体調崩さなかった
20代強すぎい!
鹿児島ライブ4デイズという
謎の行程があった時に
ちゃんとしたホテルがなくて
合宿場みたいなところに泊まって
乾燥がすごくて
喉やられた
のが唯一のダメージ
(普通にきつい)
泊まるところもバラエティに
富んでたな。。
自分の子供がマネージャーになりたいって
言ったら、迷わず止めます
(子供いない)