【音大志望者必見】音楽高校には行くべき?徹底解説!

音楽
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はじめに

音大を目指す中学生はこの問題に直面する方も多いと思います。中学生の時点で音大進学を考えているなら、高校から音楽の道に進むべきなのか?

筆者はピアノで高校を、地元の公立高校芸術科。その後東京の音楽大学を卒業しました。音大付属ではないので、その場合とは少し異なると思いますが、経験も含めて音大志望の学生やそのパパ・ママたちにわかりやすくお伝えします。


1. ソルフェージュ

私が卒業した音高では音大入試を突破できることはもちろん、音大でも通用するレベルで行われていました。私が卒業した音高ではレベル分けテストで5クラス程度に分かれて、少人数でのレベル別でソルフェージュの授業がありました。

私は高校入学時は聴音や新曲視唱など、得意ではなく真ん中あたりのクラスからスタートでしたが、3年間で身についたことは多く、音大のクラス分けテストでは4年間1番高度なクラスを維持することが出来ました。一人ではなかなか習得するのが難しい分野だと思うので、音高に行って良かったと思いました。


2. 音楽史

ソルフェージュ同様、音大でも通用するレベルの内容を勉強出来たことで、大学の授業が理解しやすく非常に良かったと感じています。

テストも多かったため、定期テストの時期には学科と音楽合わせて3週間くらいはテスト期間でした。

また芸術科とは別に普通科もあり、そちらは進学校だったため学科試験のレベルも高く、高校3年間は勉強・テスト・ピアノの練習漬けの日々でした。カリキュラムやレベルも志望校の比較になると思います。


3. 伴奏・アンサンブル

主にピアノ専攻の話になりますが、管弦打楽器専攻のコンサートやコンクールの伴奏を依頼されることも多く、私はこれがとても良い経験だったと思っています。

伴奏やアンサンブルはピアニストとして生きていく上で、将来長く使えるスキルなので早い段階からたくさん経験出来て良かったと思っています。


4. 音大の推薦

私は高校の指定校推薦で音大に進みました。枠が限られているためまず学内で試験があり、推薦が確定すると学科の試験がなかったので実技や音楽理論の勉強に専念出来ました。音高が持っている推薦の枠を確認しながら志望校を決めるのも、ひとつの手だと思います。


まとめ

結果的に私は音高に行ってとても良かったと思っています。勉強と音楽の両立は簡単なことではなく、早朝から夜までスポーツ強豪校のような生活を3年間送りましたが、本当にたくさんのことを学ぶことが出来ました。

演奏のスキルアップはもちろん、音大での勉強を先取り出来た点が一番良かった点だと思っています。音高に行くべきか迷っている方は、カリキュラムやレベルを確認してみると良いと思います。ぜひ参考にしてみてください。

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