ペーパードライバーが芸能マネージャーになって苦労した話。

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はじめに

「芸能人に会える仕事をしてみたい」「芸能マネージャーになりたいけど、激務なのか心配」という方も多いのではないでしょうか。

キラキラした業界に憧れつつも、実際は大変という話も聞くと思います。

私は新卒でマネージャーになり、転職も経験し約3年間正社員で働いていました。

マネージャー業務で大変だったことのひとつに、車の運転があります。

今回は車の送迎で、大変だった経験についてを書こうと思います。

送迎をしない事務所もありますし、免許がなくてもマネージャーにはなれます。

「免許があった方がよいかどうか」は別の記事でも書いているので、そちらも合わせて参考にしてみてください。

ペーパードライバーが、まあまあ運転上手くなった物語です

急いで運転しないといけない

私は大学3年(就活を始める前)で免許を取り、入社するまでほとんど運転しない状態でマネージャーになってしまいました。

その状態で、入社初日からアルファードの鍵を持たされた時は泣きたかったですが、

毎日乗っていたら1ヵ月くらいで、少し慣れた感覚はありました。

運転するってわかってたけど

大学生って運転する機会ないですよねー

数こなしていれば、運転すること自体には慣れますが、スケジュールが詰まっている時は急いで運転しないといけないことがあります。

一番焦ったのは、羽田空港~東京駅まで20分で運転して、最終の新幹線に乗って前乗りしないと、次の日のコンサートの公演時間に間に合わないという、鬼スケジュールでした。

結果として間に合ったので良かったですが、責任が重すぎて、運転しながら吐きそうでした。

急がなくて良いように、スケジュール組んだら良い話

急いだ運転をするのは、危ないのでもちろんおすすめしません。

またタレントさんを乗せている緊張感も、もちろんあります。

タレントさんを安全に送り届けることだけ考える

とにかくそれだけ!

無理する必要は全くないです。余裕を持った行動が大切です。

狭い駐車場に停めないといけない

自分で停めるところを決められる時は、狭いところを避ければ良いのですが、現場のスタッフさんが用意してくれた駐車場に停めることもあります。

テレビ局やスタジオの駐車場は、狭すぎるということはないのですが、街中のパーキングは狭いところも多いです。

ナビされても、狭い道には入りません。無理なので

リスク管理大事!

私が一番大変だったのは、映像作品のロケでADさんが確保してくれたパーキングが激狭で、他に空いている所がなく、自分が停めないと撮影が押してしまうという状況でした。

そして確保して待っていてくれたADさんに、助けを求めて「外から見ててもらえますか」とお願いしたところ

免許持ってないので、わからないです・・と。(なんと!)

世のADさんには、ぜひ広めの駐車場確保と、免許持っていなくてもわかる範囲で見ていてもらえると助かります、と心からお願いしたいです。

とは言えADさんのせいでは全くなく、都内は狭いパーキングも多いですし、

そもそも私はアルファードを運転していたので、車幅が広い方でした。

アルファードなら、ある程度の駐車技術がないと乗ってはいけないなと思います。100%乗る人の責任です。

誰も助けてくれない激狭駐車はきついよ

あとは予算が潤沢にない、新人タレントさんの現場では駐車場代をなるべく安くしないといけなく、

安い駐車場に入ったら激狭で、入ってしまった手前、引き返すのも無理という地獄の状況に陥ったこともあります。

ぶつけたことないのが奇跡・・

駐車の練習というものをほとんどしたことがなかったですが、毎日送迎していたら嫌でも上手くなるので、

ペーパードライバーでマネージャーになろうとしている人も、やる前から心配しなくて良いと思います。

やってから考えれば良いです。(無責任)

指定の場所に迎えに行かないといけない

駐車場の話と繋がるのですが、ピンポイントでタレントさんをピックアップしないといけないことも多いです。

良くあるけど難易度高めなのが、東京駅八重洲口のロータリー、銀座などです。

車の流れに乗って、他人に迷惑をかけずに、自分の希望の場所に停まるのは技術が必要です。

昼間の東京駅は戦いです。銀座も

そこまで人気者タレントさんではなければ、多少歩いてもらえば良いのですが、「イベント後にファンに追いかけられないように、裏口からこっそり出たい」のようなことも良くあります。

東京は一通や、1台しか通れない幅の道もたくさんあります。

その場所でピックアップしないといけない時は、事前に下見して、待てる場所を探し、そこでぎりぎりまで待って、ここ!というタイミングで着けるようにする、そのためには運転技術が必要です。

新人の時は汗だらだらで運転してた

とはいえ運転手ではないので、自分がマネージャーなので

そこも含めて、安全に送迎出来る方法を考えれば良い話です。

私は、新人の時に自分がメインで担当しているタレントさん以外にも、他の現場に手伝いに行っていて、

その時に高度な送迎を頼まれると、自分で調整出来ることじゃないし辛いな~と思っていました。

運転もマネジメント

自分次第

原宿の激狭路地はトラウマです。3年経った今でも夢に出てきます。

そんなこんなで会社1運転上手くなってた

運転する機会が多く、ここで書いたようなハードなシチュエーションも多かったので

入社して半年くらいで、会社の人に「一番うまい」と言われるようになってしまいました。(望んでない)

最初は同期と比べても下手な方でしたが、毎日考えて運転しているうちに出来るようになっていたみたいです。

ひとつ言えることがあるとすれば「考えて運転すること」です。

ただ「怖いな〜」だけ思って運転していても、上達しにくいと思います。

どうせやるなら上を目指そう

まとめ

今回は「車の送迎で大変だったこと」についてを書きました。

免許がなくてもマネージャーにはなれますし、このような苦労をしないようにマネジメントすれば良い話なので、

運転に関してはあまり心配せずに、挑戦してみれば良いかなと思います。

街中の駐車場を確保することがある際には、ぜひなるべく広い場所を選んであげてください。(絶対にお願い!)

マネージャーの仕事内容に関しては、他の記事で詳しく書いているので、そちらも参考にしてみてください。

運転上手かったら信用されるぞ!

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