新卒で芸能マネージャーの内定をもらうまでの話。やって正解だったこと

エンタメ業界
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はじめに

「芸能人に会える仕事をしてみたい」「新卒で芸能マネージャーになりたい」という方も多いのではないでしょうか。

私は新卒でマネージャーになり、転職も経験し約3年間正社員で働いていました。

今回は新卒の就活で、実際に内定をもらった時の流れついてを書こうと思います。

前回の記事では、芸能事務所やレコード会社、番組制作会社を受けた話を書きました。エンタメ業界に就職を考えている方は、そちらも合わせて参考にしてみてください。

中途の転職活動は一瞬だったので

新卒の時のお話です

募集要項で重視したところ

まずエントリーする時に、会社を選ぶ基準にしたことを軽く書きます。

私は自分の音楽経験を活かせる仕事がしたいと思っていたので、芸能プロダクションでは音楽アーティストがいる事務所、

番組制作会社では、音楽番組であることなどを基準に選んでいました。

俳優さん、モデルさんしか所属していない

事務所は受けませんでした

給与

次に給与を見て、極端に低くないかどうか。

エンタメ業界はどの職種でも、楽な仕事ではありません。

毎日定時で帰れる仕事と違って、忙しいのはある程度覚悟していないと、就活もしないと思います。

たまに基本給が20万を切る会社もありましたが、それで定時で帰れないのはきついなと思って、エントリーしていませんでした。

転職で給料が上がったので

それもひとつの選択肢

会社の紹介文

募集要項に乗っている会社や仕事の紹介文で、「激務ですよ!」と強く書いてある会社は、私はエントリーしていませんでした。

マネージャー職や、番組・ライブ制作にエントリーする時点で、激務なのを覚悟する必要はあると思っていましたが

「激務は本来よくないよね」「なるべく改善するべき」という会社の姿勢があるかどうかを見ていました。

これは新卒だけではなくて、中途で転職をした時も重視した点です。

ここは絶対確認してほしい!

実際に勤務していた時は、激務なことに変わりないのですが

「改善しよう」という傾向が会社にあるのかどうかが、とても大事だなと思います。

「激務が当たり前」という感じで打ち出している会社は、エントリーしませんでした。

その点は、面接の時にも重視しました。

ニュアンスが難しいですが、結構大事なことだと思っています。

働く前は小さな差に見えるかもだけど

働くと大きい差です

内定もらったところの流れ

新卒で内定をもらった芸能プロダクションは、求人サイトからエントリーして、面接が2回ありました。

筆記試験

会社で作成された筆記試験、
総務兼人事担当の方と、1対1で面接でした。

同じ時間に呼ばれた人はいなく、自分ひとりで、社内の会議室で筆記試験を受けました。

内容はビジネスマナーや数学、エンタメの時事問題などでした。

ビジネスマナーは敬語や、座席の上座下座など

数学は売上、利益率の計算。
グッズを制作する時に、原価はいくらで、利益率を最低何%とすると、何個作ったら利益を達成出来るか…など

エンタメの時事問題に関しては、前回の記事で書いているので、参考にしてみてください。

何も対策してなかったけど

秘書検を取ってたから多少は出来たはず・・

一次面接

実際には筆記試験と同じ日でした。(読みやすいように項目をわけています。)

そこまで固くなく、定番の質問がメインでした。

「辛かったけどやり遂げた経験」は

マストの質問

二次面接

別日で、マネージャーの部長職の方と1対1で面接でした。

この時は少し特殊だったかもしれませんが、私はほとんど話さず、聞く側でした。

ここで聞いた
「9割大変なことだけど、1割のやりがいが9割を上回ると思えるなら、マネージャーという仕事を出来ると思う」というお話が、すごくわかりやすくて、

大変な仕事だろうけど1回覚悟を決めよう、と思えました。

他にも、具体的な大変なエピソードを聞いて

なんなら「大変だからやめた方がいいよ」くらい言われました。

「この大変なエピソードを聞いて、それでもやりたいと思うかを、もう1回考えてみてください」と言われて終わりました。

私はほとんど話さなかったので、どこを見られていたのかはわかりませんが、

人のお話を聞く姿勢だったり、雰囲気を見られていたのかなと思います。

1時間サシでお話聞けたのは貴重だった

内定

二次面接が終わり、「もう1回会社に来てください」と呼ばれました。

その時は合格とは言われなかったので、三次面接くらいの気持ちでいったのですが

二次面接でのお話を聞いて、やっぱり1回エンタメ業界で働いてみたいと思ったので
「何を言われても、覚悟ありますと言おう」と決めて行きました。

この日は一次面接をしてくれた方と1対1で、「二次面接で部長が色々話したと思うけど、本当に頑張れる覚悟はありますか?」という確認を、
言葉を変えて3回くらい聞かれました。

自分の中で覚悟を決めて行っていたので、はっきり「覚悟出来ています」と言えて良かったです。

一通り話し終えたら「じゃあ内定出すので待っててください」と言われ、その場で書類をもらいました。

煽って煽って…だったので、嬉しかった瞬間です。

面接きっかけで覚悟決められたから

ありがたかった

確定

その後、2週間以内に受理するかどうかの返事をしないといけなかったので、

この会社で決めて、その時点で他の就活も終了しました。

というのが、新卒の就活の内定までの流れでした。

少し特殊な部分もありますが、大手ではない(中堅〜中の上くらい)の会社で、よくある流れかなと思います。

他の選考も進んでると

就活終わっていいのか迷うよね

まとめ

今回は「芸能マネージャーの就活で経験したこと」についてを書きました。

新卒では募集しないプロダクションも多く、倍率が高いかもしれませんが、就活の参考になると嬉しいです。

マネージャーの仕事内容に関しては、他の記事で詳しく書いているので、そちらも参考にしてみてください。

新卒だと選択肢少ないです

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