はじめに
このメディアでは、芸能マネージャーになりたい方、エンタメ業界の仕事に興味がある方に役立つ情報を発信しています。
この記事では「マネージャー講座」と題し、経験から「本当に役に立つ情報・準備するべきこと」を書いていきます。
過去に「マネージャーの専門学校はあまりおすすめしない」という内容の記事を書いていますが、
「専門学校に行かなくても、これを読めば大丈夫」という記事を書こうと思ったのがきっかけでした。(専門学校を否定する気持ちは全くありません。)
芸能マネージャーになりたくて、何を準備すれば良いかわからない方は、参考にしてみてください。

しっかり使える情報を発信します
都内の土地勘をつけましょう
前回までの記事で、運転とスケジュール管理に関して書きましたが、
それを習得するためには都内の土地勘が必要です。
地方在住で、就職を機に上京する方は、メジャーな土地から覚えましょう。
まず覚えるべき仕事でよく行くエリアに関しては、別の記事で詳しく書いているので、そちらも参考にしてみてください。
この記事で書いているように、よく行くエリアは限られてくるので
都内全部詳しくなる必要はありません。
都内でも銀座や神田より東側にはあまり行きません。
北側は池袋や練馬方面もあまり行きません。
西側は中目黒、三軒茶屋あたりまでで、それより西側はあまり行きません。

となると絞られてきますね
路線
また電車移動も多いので、路線も同時に頭に入れると良いと思います。
都内近郊に住んでいる方は色々乗ってみても良いです。
私は大学が郊外だったので、都内在住とはいえあまり土地勘がなく
内定が決まったあとに、メトロ乗り放題切符で、友達と一日中色々なエリアをまわったりしていました。

1日で全部の路線使おう!とか計画立ててた。楽しかった〜〜
ただ遊んでいただけですが、これが結構役に立って、
どの路線が大体どこを通っているか、
ここからここには一本で行ける、とか
この駅とこの駅は歩いて行けるくらい近い、とか
何となくわかってから入社したので、辛さが軽減されました。
行き方や乗り換えは調べればすぐ出てくるので、マストで必要なスキルというわけではないですが、
スケジュールを組んだり、運転のためにも、土地勘はあればあるほど良いです。

タレントさん連れて乗り換え間違えられない
テレビ局や主要スタジオなど
全体の土地勘と同時に、テレビ局がどこにあるのかを知っておきましょう。
そこそこ人気者でないと、テレビの仕事はないかもしれませんが、この業界で働く常識として。
私が新人の時に最初に事務所に言われたことは、テレビ局の楽屋口を覚えることでした。
運転で必要な土地勘に関して、新人の時に行ったことは、別の記事で詳しく書いているので、参考にしてみてください。
また本社以外の場所にスタジオがあるテレビ局もあります。
日テレは本社は新橋ですが、麹町(番町)スタジオがあったり
関西テレビ系の番組収録が良く行われるTMC(祖師谷大蔵)スタジオ、
フジテレビは本社と湾岸スタジオ、など。
それぞれの局で、バラエティだとこのスタジオが多い、
情報番組はこのスタジオ…というように大体分かれています。

スタジオがどこにあるか、覚えてからマネージャーになりたいところ。
私がマネージャーになった時に、日テレ番町スタジオがちょうど新築で出来て
楽屋エリアなど全体的に真っ白いきれいな壁なので
SNSを見ていると、女性タレントさんがよく楽屋前写真を撮っています。
わかる人は、楽屋前写真を見れば、
この番組はこのスタジオで収録しているんだなと、わかると思います。
TMCは古いですが、たくさん番組収録が行われていて
楽屋エリアが複雑でよく迷子になる、とタレントさんがバラエティなどでよく話しているのがTMCのスタジオです。

TMCは電車で行きにくい
道を知っておく
運転する時にはナビを使えばよいので、完全に覚えていなくても大丈夫ですが
(それに関して書いている記事はこちら↓)
ここからここまで大体何分で行ける(電車と車)というのがわかれば、スケジュールを組む時に
いちいち調べなくて良いので、効率化できます。
また、混んでいる時間帯なども知っておくと
昼間だったら20分で着けるけど、朝だから30分みて出発時間を設定しよう、などを
検索しなくてもわかるようになれると強いです。

タレントさんを遅刻させられない
遅刻厳禁はもちろんのこと、早く着きすぎても
タレントさんがもっと寝られたよね、という話になってしまうので
入り時間ぴったりを計算することが大事です。
まとめ
今回は「芸能マネージャー講座」として、運転に関してを解説しました。
都内在住でない方は、土地勘をつけるのは難しいかもしれませんが、
この内容を意識しながら、少しでも予習しておくと、マネージャーになる時に役立ちます。
既に身につけている方は全く問題ないと思いますが、苦手意識がある方はゆっくりゆっくりやっていきましょう!

少しずつがんばろう!
| 今日の小話 |
私はお酒が苦手なのですが、この業界お酒好きな方は多くて
プレゼントをお酒にしよう!と思うことも多いけど
自分が飲まないからわからなすぎて
ワインとかボトル一本だと冒険すぎるし…
という時にクラフトビールを探したりします。
パッケージがかわいいのも多くていつも助けられています。