はじめに
「芸能人に会える仕事をしてみたい」「芸能マネージャーになりたいけど、激務なのか心配」という方も多いのではないでしょうか。
私は新卒でマネージャーになり、転職も経験し約3年間正社員で働いていました。
激務の経験談に関しては別の記事でもたくさん書いていますが、
激務とは別に「こんな仕事もするんだ……」と思ったことを紹介していきます。
芸能マネージャーの仕事に興味がある方は、参考にしてみてください。

色んなことをしたなあ
YouTubeの過酷企画
最近はタレントさんのYouTubeチャンネルに、マネージャーが出演していることも頻繁にあると思います。
出演しているマネージャーに憧れて自分も目指した、という方にも何人か出会いました。
が私は身バレしたくなかったので、出演したいと思ったことはありません。
私が身バレして苦労した話については、別の記事で詳しく書いていますので、参考にしてみてください。
身バレしたくない方は、断る権利は誰にでもあるので、はっきり断って大丈夫です。
私はYouTube以外の色々なところで身バレしていたので、出演することはもう良かったのですが、
チャレンジ企画で、肉体的にも精神的にも結構ハードな企画をタレントさんと一緒にやりました。

きつかった〜〜
海外過酷ロケは免れた話
それ以外にも担当タレントさんが、某 海外で体を張るバラエティ番組のレギュラーに決まりそうギリギリまで、話が進んだ時は焦りました。
海外で過酷ロケは無理だーー!と思いましたが、その番組はマネージャー同行が必要なく、番組制作のスタッフさんが連れて行ってくれるとのこと。(安堵安堵…)
そうとなるとタレントさんにはむしろ、レギュラーになってぜひ行ってきてほしいと思いました。(身勝手)
コンスタントに一定期間、海外行ってくれたら、その間ゆっくり作業できるな〜と。
たまに驚かれるのですが、マネージャーは全てに同行するわけではないです。

マネージャーは旅費が出ない番組もある
これからマネージャーになる方は、担当するタレントさんが海外ロケや、過酷企画をやるのであれば、マネージャーがどこまで同行するのか確認することをおすすめします。
入社前に確認するべきことは、別の記事で詳しく書いているので、参考にしてみてください。
ライブの演出で寸劇
ライブ映像の中で、スタッフ何人かが出演し、寸劇をしました。
後に発売されたDVDではカット出来たので、助かりました。
これが嫌だった!というほどでは全くないですが、不思議な仕事だな〜と思いながら劇をしました。

いいんだけどちょっと謎って話
忘れ物で休日に地方ドライブ
アーティストのマネージャーをしていた時のことです。
ライブツアーの時は、機材や衣装を乗せてトラックが走るのですが、そのトラックに忘れ物をして取りにいかないといけなくなりました。
ライブの荷物がどのように管理されているのかに関しては、別の記事で書いているので参考にしてみてください。
ここで書いているように、トラックが走るライブだけの期間であれば楽なのですが
ツアーの合間に、別の仕事でツアーの衣装や備品を使う時に、
間違えてトラックに乗せてしまうと大変なことになります。

ライブが長期間だと起こりやすい事件
スタイリストさんから「使いたい衣装をトラックに乗せてしまった!ごめん!」と言われ
月に1日あるかないかの貴重な休日に、往復5時間くらいかけて1人で取りに行きました。
ほぼスタイリスト
荷物の行き違いミスは本当に防ぎたいところなのですが、
人気者タレントさんだと、ツアーの合間にテレビの収録に行ったり、別のイベントに出演したりするので、
衣装や備品の管理もマネージャーの仕事になってきます。
私は、ロングラン公演をするタレントさんの担当をしていた時、これが本当に難しくて
・今日、手で持って行く衣装はこれ
・その中でトラックに積んで良いものはこれ
・持って帰って来る物はこれ
・事務所に宅配する物はこれ……
という感じで整理して、一人だと不安なのでスタイリストさんに共有して…必死でした。

本番で衣装がなかったら終わる、というプレッシャー
地方での仕事も多く、荷物が多すぎて全部持てなくて、宅配も駆使していたのでとても複雑でした。
巡業中の宅配に関しては別の記事で詳しく書いているので、参考にしてみてください。
そのためには先回りして衣装を決めておかなくてはいけなく
ただ決めるだけではなくて
・イベントの時は連日で色味が被らないように
・テレビの時はオンエアの日で、同じような衣装が続かないように
・持っている物で足りるのか
・リースの場合、お店とスケジュール調整
・タレントさんが行ける時間がなければ、自分だけ行って良さげな物を写真撮ってくる、など……
これはもう激難のパズルです。

スタイリストさんのようなこともする
まとめ
今回は、個人的に「芸能マネージャーをしていて大変(謎)だったこと」について解説しました。
「こんな仕事するなら、やるんじゃなかった…」となることも、残念ながらあるあるだと思うので、
マネージャーの仕事をイメージするのに、少しでも役に立ったら嬉しいです。
他にも、マネージャーを目指す方にとって有益であろう話を発信しています。参考にしてみてください。
長くなってしまったので次の記事に続きます。

仕事 幅広すぎなのよねええ。つづく!
| 今日の小話 |
芸能界で働くせいか(お陰か?)美味しいご飯を食べたいと思うようになりました。
学生の時は安くお腹いっぱいに出来ればそれでよかった…
ただハードに働いていると限界はあるので、宅食の初回割引などにたくさん頼っています。
ありがたい~~元気に働くために食事は本当に大切です。