はじめに
「音大に行きたいけど、金銭面が心配…」という方も多いと思います。
私は地元から上京して、私立4年制の音大に行きましたが、同時に一人暮らしも始めたので不安がたくさんありました。
また家庭も余裕があるわけではなかったので、家族も心配していたと思います。
今回は、音大の学費以外でかかった費用を公開して、音大を目指す方やご家族に役立つ情報になればと思います。
私はピアノ専攻だったため、伴奏者への謝礼や楽器の維持費がほとんどかかっていないです。
学費や特待生・奨学金などは調べれば、詳細な金額が出てくるので、そちらと合わせて参考にしてみてください。

私は関東6音大の私立で、学費は4年間で約800万円でした・・
家賃 月¥58,000
私は、都内まで電車で35分くらいの都下で、大学まで自転車で5分の所に一人暮らしをしていました。
大学が都心から離れていたので、その分家賃も安いです。
間取りは8畳1K(バストイレ別)築8年で、YAMAHA C3のグランドピアノを置いていました。
グランドピアノを置く場合は、最低8畳必要だと思いますが、それ以外であれば6畳に住んでいる友達もたくさんいました。

独立洗面台と24時間ゴミ出しOKなのが、よかった!
また部屋探しをする時には、音出し可能な時間も確認必須です。
私が住んでいた物件は特殊で、音出し時間が決まっていなく「常識の範囲内」でした。(曖昧!)
住むまではギャンブルだな〜と思っていましたが、住んでみたら大正解で、防音がしっかりしていたので、周りの部屋がうるさく感じたことはありませんでした。
自分が静かにしている時に、微かに聴こえるかなーくらいでした。
他にも何件か内見していて、内見中に周りの部屋から楽器の音がまあまあ聴こえました。(何の曲かわかるくらい)
なので結果として、夜中でも練習をしていました。
「24時間演奏可」の物件は、都下でもそれなりに家賃が高く、人気も高いです。
私が住んでいたエリアは「8〜21時演奏可」の物件が多かったです。23時までとなると、また少し家賃が上がるイメージでした。
私は家賃¥58,000で実質24時間演奏可の物件に住めて、とてもラッキーだったと思います。

Wi-fiも無料でした!
生活費(食費・日用品・光熱費など)
これは音大生だからと言って、特別必要なものはないと思うので、住むエリアによるかなと思います。
私は田舎出身なので、最初は都下のスーパーでも少し高く感じましたが、
安い八百屋やドラッグストアが近くにあったので、安く抑えられていた方だと思います。
食費・日用品・光熱費合わせて月3〜4万くらいだったと思います。
私は家賃と携帯料金を親に払ってもらっていて(感謝!)
それ以外の食費、日用品、光熱費などを自分のバイト代で払っていました。

プラス 外食費1万くらい・・
コンクール・発表会費
コンクールに出る場合は、審査料や伴奏者への謝礼(ピアノ専攻以外)、旅費などがかかります。
私は4年間で1度も出ていないので、ゼロです。出ない人も一定数いるので、必ずかかる出費ではありません。
発表会は門下で1年に1回行っていて、会費は1万円以下だったと思います。
門下の人数や、どれくらい良い会場でやる先生かによって差がありました。
またコンクールなどの本番に向けて、授業に含まれるレッスンとは別に、個人でレッスンを受ける場合は、レッスン料がかかります。

コンクール出てた人は2〜3割くらいかなあ・・
楽器維持費、消耗品
私はピアノ専攻なので、楽器の維持費は調律代のみ(年1回2万程度)でした。
消耗する物がある楽器の方は、一年間の支出を計算してみると良いと思います。
まとめ
ここまで長くなってしまったので、続きは次回の記事で書こうと思います。
音大を目指す学生さんや、そのご家族が少しでも安心出来る要素になるよう、発信していきますので参考になったら嬉しいです。

つづく!