ピアノのコンクール出たくないって言う勇気がなかった話。

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4歳からピアノをゆるく始めて
ただの習い事の1つとしてやっていたけど

ピアノの先生にゴリ押しされて
小学生の時にコンクールに年1個出るようになって

最初は言われるがまま
出たいも出たくないもなかったけど

小5くらいで自我が出てきて(?)
別に楽しくないなこれ!って
思い始めたけど

ピアノの先生とまともに会話できない
根暗陰キャだったので
「コンクール出たくない」の一言が言えず

結局高校生まで出続けた…

発表会とコンサートでピアノを弾くのは好きで
一緒に住んでないおじいちゃんおばあちゃんが
お花を持って聴きに来てくれたり

帰りに
よかったよ〜〜また上手になったね〜〜って
言ってもらえるのが好きで

ただそれだけだったのに

コンクールはお客さんがいないし
誰の何のために弾いてるの?
の答えが自分の中で一生出ずに終了した

何のためにコンクールに出るのか
出るとどんな良いことがあるのかは
ピアノの先生は話してくれなかった気がする
(自分が聞いてなかっただけかも)(最低)

中学生になるとコンクールのために
片道3時間以上かけて
親が付き添ってくれたり

もちろん出るためのお金も
結構かかるし

申し訳なかったなあ。。

ピアノの先生がこれを見てしまったら
悲しんでほしくないから言い訳すると

何も喋らない私にも熱心に指導してくださる
素晴らしい方で

私は多分譜読みが速い方で
何でもある程度さらっと弾けてしまう
タイプだったので(怒られる)

それでもっと上を目指した方がいいのに!
という感じでコンクールをゴリ押しされていたんだろうね

ピアノが技術的に上手になりたい気持ちが全くなくて
自分が弾くと誰かが喜んでくれるのが
ちょっと嬉しい、くらいの気持ちの人が
出るものではない。やめた方がいい

会場の天井が低くて何も響かなくて
ステージの段差もない
パイプ椅子に審査員さんがいらっしゃって

順番待ちの参加者しか
自分の演奏を聴いてない
もはや誰も聴いてない
拍手もない
お辞儀しないでって言われることもある

いやみんな、何が幸せなの?
って思ってたなーーあの時。
アンチではないです

コンクール出ずに、演奏活動してる方もいらっしゃるけど
プロフィールに書くことないとか
信用?に関わることもあるんだろうね

コンクールアンチではなくて
そこに魅力を感じない方は
ただただ自分をすり減らして
お金と時間を浪費するだけなので

出ない方が良いです。
おじいちゃんおばあちゃんが喜んでくれる
ことがモチベーションでも許されたい。

偉そうに聞こえてたら困るけど
ただ向上心がなかっただけだから
何も偉くない…

やりたいことをやりたいって
ほしいものをほしいって言えたら
人生変わってたかもなあ。。

今は言いまくってます(反動)

この記事を書いた人
@RAIN

音高・音大卒業後、新卒で芸能マネージャーになり、25歳からはフリーランスで芸能・音楽の裏方をしています。音楽業界で経験したことなどをこっそり書いています。
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