【芸能マネージャーは辛い?】仕事内容を経験者が解説!Part2

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はじめに

「芸能人に会える仕事、支える仕事をしてみたい!」と一度は考えたことがある方も多いのではないでしょうか。

「芸能事務所はブラック?」「激務?」と聞かれることも多く、やりたいけど勇気が出ない人も多いと思います。

前回は芸能マネージャーの筆者が、「マネージャーの第一歩」について、最初にあった研修などについて書きました。

今回はその続きとして、「現場に出てはじめに行ったこと」について書こうと思います。

事務所の規模や担当するタレントさんによって変わりますが、芸能事務所への就職を目指す方の参考になれば嬉しいです。

どういう感じで始まるのか、私も最初は不安でした

担当するタレントが決まってすぐ

私は新卒で入社後3週間くらい、研修期間として配属が決まっていないまま雑務などをしていました。

その後配属が決まり、私が働いていた事務所は俳優・モデル・舞台・音楽など幅広いジャンルのタレントさんが所属していましたが、私は音楽部署に配属になりました。

とはいえ配属が決まってからすぐやれることがあるわけでもなく、研修期間を含む最初の1ヶ月は定時で帰宅していました。

新卒でも中途でも最初の1ヶ月くらいは、忙しくないことが多い

そこから少しずつライブやイベント、テレビなどの現場に行くことになりました。

テレビやラジオ、撮影、レコーディングなどの現場では、そこまで売れているわけではないタレントさんに対して、

事務所からぞろぞろ大勢で行くとあまり印象が良くないという暗黙のルールがあり、

そういう現場には上司が行き自分は会社で留守番をする日も多かったです。

ライブやイベントは、現場での雑務もあるため運転や雑用要員として手伝いながら、全体の流れを把握するところから始まりました。

いきなり朝〜深夜まで働くわけではなかった

出来ることなくて当たり前な話

私含めて、20代のマネージャーで話していると

最初は同期と自分を比べてしまったり、
現場行けて、経験積めていいな〜、とか

オフィスで事務作業(雑用)が続くと、
いつになったらマネージャーっぽいこと
出来るんだろうとか

みんな忙しそうなのに
定時で帰って良いんだろうか、とか

考えるのはあるあるだと思う

マネージャーという仕事が
資格いらないし

必要なスキルも曖昧だからこそ

どうしたら、
どこまで行ったら
任せてもらえるんだろうとか

迷子になりがちな気がする。

今振り返ると、タレントさんと同じで
「ここ!」っていうタイミングは
人それぞれで

必ずそのタイミングは来るんだけど
早い人も遅い人もいるなあと。

いつになったら1人前になれるんだろう、は
果てしなく感じるかもだけど

やってたら出来るようになるから

嫌でも忙しくなるから

最初は休める時は休んで
帰れる時はすぐ帰った方が良い
です。

現場対応

マネージャーが2人で行っても印象が悪くなさそうな現場から徐々に行くようになりましたが、

自分で判断出来ることはなく

最初は、衣装にアイロンがけをしたり、楽屋の片付け、ゴミの分別などをしていました。

最初はタレントさんとコミュニケーションを取ることよりも

段取りの先導などをするのがメインになると思います。

タレントさんの横ではなくて斜め前を歩きます

テレビ局の場合は楽屋からスタジオまで、

ライブの場合は楽屋からステージまでの行き方を把握し、

先導したり、進行の押し巻きを把握しておくなどが最初に出来ることです。

テレビ局は迷路

最初は迷子になると思う。
誰でも

私はTMCのスタジオがなぜか苦手でした…

自分がどこにいるのかわからなくなる…

から収録前など時間ある時に
うろうろして
場所を覚えました。

タレントさんと一緒に迷子になってたら
話にならない…という責任

フジテレビもなかなかに難しい。
NHKも。

テロ対策のために
わざと複雑な構造にしてる説

を噂レベルに聞いたけど
本当なんだろか

マネージャーになって方向感覚を
鍛えられていると思います

独り立ちまで

私は配属が決まってから1ヶ月で独り立ちでした。本当はもう少し、上司と2人体制で教えてもらえる期間があったのですが、急遽人員の都合で「明日から一人で行ってほしい」と言われました。

突然のことだったのでとても不安で、もっと上司に教えてもらってから独り立ちしたい気持ちが大きかったです。

何も出来てなかったのにひとりになった・・

早い段階から一人で色々な現場に行けるということに、ありがたい気持ちもありますが、何も出来ないのに自分がやるしかない状況は精神的にきつかったので、

独り立ちするまでにどれくらい指導してもらえるのか、は入社前に確認することをおすすめします。入社前に確認するべきことは、以前の記事で紹介しておりますので参考にしてみてください。

まとめ

今回は「芸能マネージャーの現場での第一歩」を解説しました。どれも事務所によって大きく変わるので何とも言えない部分も多いです。

今後も芸能マネージャーのリアルを発信していきますので、参考になると嬉しいです。

デスク仕事じゃないからこそ、現場で先輩から学べる環境が大事ですね

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