音楽高校がスポーツ強豪校並みにきつくて後悔した話。

音楽
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4歳からゆるくピアノを始めて
全然本気じゃなかったけど
周りの雰囲気に流されたのと

小中までは学校がすごく苦手で
団体行動苦手で
女子達の人間関係の色々がめんどくさくて

高校どこ行こうってなった時に
高校に行く理由がなかったら
すぐ辞めてしまいそうだなと。

高校で勉強したいこともない
将来やりたいこともない
やりたい部活もない
行きたい学校がない

のループで、
でも志望校を決めないといけない時期で
どうしようって。

絞り出した答えが
音楽は好きだから

「音楽をやりに行く」という理由があれば
頑張れるかも!と

軽率に音楽高校に行くことに決めました。
実に軽率ですね〜

その後芸能マネージャーになる人間とは
思えないくらい
計画・下調べ・想定などを全くしない人だったので

説明会や受験も入学式も
家から学校まで
車で送迎してもらい

授業初日に始めて自力で
公共交通機関で学校に行ったのですが、

片道1時間20分くらいで着くと思っていたら
2時間かかったんですね〜
(無計画の極み)

受験前とか受験の時に
実際に自力で行ってみた方が良いよって
大人はみんな言うと思うのですが

本当にそうです。
大人の言うことを聞きなさいな。
(自分に)

そこから往復4時間の戦いが始まるわけです。

音楽高校と言っても
公立で、普通科と芸術科
(美術と音楽半半のクラス)
がある高校でした。

これも入学してから知ったのですが、
普通科が結構優秀で
(東大・京大…行った人もいたなあ…)

音楽以外の普通科目の勉強が
びっっっくりするくらい大変でした。

それも事前に調べたらわかる話だったんだろうけど
完全に自分のせい。

普通科目は普通科と同じ扱いで
テストの内容もほぼ同じだったので

毎日テストで合格しないと
放課後に2時間の補講。
ピアノ練習する時間なくなるから
テスト勉強しないといけない

の無限ループ。

往復4時間の行き帰りは
常に勉強か睡眠だけ。
友達とお話して帰る〜とかしたことない

音楽の勉強も大変で
普通科目と合わせて
期末テスト期間が1ヶ月(!)くらいあって

中間が終わったのに
すぐ期末!みたいな…

5時半起き
8〜16時授業
20時まで学校でピアノ練習して
家でもちょっと練習して
12時に寝る

みたいな生活で
土日はレッスンと伴奏。

友達の伴奏で
コンクール・コンサート・レッスンに
付き添い、

自分のレッスンで
地元から都内に通う…

友達と遊びに行くための服持ってなかったもんね

土日に友達と出かけた日は
多分1日もない。

生きていくのに必死でしたね

普通に、会社員でマネージャーしてた時より
きつかったかも。

いや、いい勝負だな
(マネージャーもきつかった)

音楽高校って全然そんなイメージじゃなかったし
普通科目の勉強がこんなきついと思わなかったし
「テスト合格しないと」システムも

入学してから
まじか。。の連続でした
知ってたら入ってなかったよ!

音楽やりに来たのに
こんなに勉強しないといけないのか!と。

地獄の3年間でした。

それでもやっぱり
普通高校だったら辞めてたと思うし
(不適合者だから)

ピアノ練習するために勉強終わらせよう!
テスト合格しよう!の
モチベーションが自分にあったのが

大事な期間だったなと。

もちろん音高行けてよかったことも
たくさんあって

私は音大より音高をおすすめしたいくらい
「音大行ってよかった」より
音高の方が「よかったこと」が多い。
(音大アンチではなくて)

よかったこともまた書こうと思います。

きつくない音高もあるんだろうか。
どこかにはあるんでしょうね
きつくない野球部が甲子園行けちゃうみたいなことで(?)

音高はね、結構よかったですよ

この記事を書いた人
@RAIN

音高・音大卒業後、新卒で芸能マネージャーになり、25歳からはフリーランスで芸能・音楽の裏方をしています。音楽業界で経験したことなどをこっそり書いています。
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