はじめに
「芸能人に会える仕事をしてみたい」「新卒で芸能マネージャーになりたい」という方も多いのではないでしょうか。
私は新卒でマネージャーになり、転職も経験し約3年間正社員で働いていました。
今回は新卒の就活についてを書こうと思います。
これからエンタメ業界に就職を考えている方は、参考にしてみてください。

新卒の就活って大変ですよねええ
全然準備しなかった
私は大学3年の3月から就活を始めましたが、本気度はとても低かったです。
大学を音大に行っていて、クラシックのピアノをやっていたので、
地元に戻ってピアノ講師と音楽活動をするか、都内で就職するか半々で迷っていました。
今思えば迷うほどでもなく、とりあえず選択肢を増やすために就活しとくか〜という感じでした。
運よく内定がもらえたらその時考えよう。
就活せずにあとで後悔したら、どうにも出来ないから今しておこう、くらいの気持ちでした。

みんなしてるし、するか
くらい
本気度がとても低かったので、エントリーする時に必要なことの準備も全然していませんでした。
筆記試験の勉強もしていませんでした。
音大の試験が重たかったり、「高い学費の元をとるために音楽の勉強しよう」という気持ちが大きかったので、
一般的な大学生と比べたらかなりゆるゆるだったと思います。
なので「一般的な就活の準備」に関しては、有益な情報は書けません。
そのつもりで読んでいただければ幸いです。
インターンの経験もありません。

本気の就活した人、してる人
本当にすごい!
受けた会社・数
私は全部で約30社にエントリーして、約20社が次のステップに進みました。
最初は「マネージャーになるぞ!」と思っていたわけではないので、
芸能プロダクション一択ではなく、レーベルや番組制作会社、プレイガイドなどにもエントリーしていました。
むしろマネージャーになるなんて思っていなかった、この頃。。

マネージャーは倍率高いし
出来る気しなかった
レコード会社の印象
大学で音楽を勉強していたのもあり、それまでの経験が少しでも活かせられたらと思いエントリーしていましたが、
音大生というのが全く役に立たなかったという印象です。
もちろん音大からレーベルに就職する人も一定数いるので、PRの仕方や筆記試験の結果が優秀であれば、内定するんだろうなと思います。
大手が多いので人気もありますし、普通に優秀な大学の方が受かっていたイメージです。
音楽経験よりもコミュニケーションやグループディスカッションでのリーダーシップ、企画力などを見られていた印象でした。

あ!これは勝てないなって序盤で気づいた
番組制作会社の印象
レーベルよりも、音楽経験について色々聞かれました。
「番組のVTRを見て、BGMに合うクラシックを選ぶことは出来ますか?」など、音楽経験に興味を持たれて嬉しかったのを覚えています。
最終面接まで行ったりもしましたが、芸能プロダクションやレーベルと比べて、基本給が3万くらい低かったのが気になって、結局途中でやめてしまいました。

そこまで大手じゃなかったからか
しっかり面接してくれた印象
筆記・面接での内容
筆記は、業界関係ない一般的な試験もあれば、エンタメ業界に特化したオリジナルの試験問題の会社もありました。
エントリーの際に「音楽を使った新しいイベント・企画」の提出があったり、グループディスカッションで一つの企画をまとめて発表する、などもありました。
私は完全個人プレーでずっとピアノをやっていたので、ディスカッションや企画に苦手意識があり、うまく出来ませんでした。
周りを見ると、普段からやり慣れているのか、対策として練習してきているのか、レベルが高くて
心折れるどころか「すごいな〜」と引きの姿勢で見てしまいました。
ですが普通の面接であれば、通過することもあったので、性格的に苦手なグループディスカッションの対策をするわけでもなく、過ごしていました。(ゆるゆる)

グループが苦手でも大丈夫って言いたい
芸能事務所の筆記試験
自社の所属タレントに関する問題が、筆記試験に入っていることもありました。
「〜〜の作品で主演をする俳優は誰か」「〜〜で主題歌を務めるのは誰か」など、知っていればそれほど難しくないので
芸能プロダクションの筆記試験に行く時には、その事務所のHPを軽く見て行くと良いと思います。

数学より断然点数取りやすい!
まとめ
今回は「新卒の就活で経験したこと」についてを書きました。
長くなってしまったので続きは次回。
エントリーした会社の決め方、実際に内定をいただくまでの流れ、を次回書こうと思います。
マネージャーの仕事内容に関しては、他の記事で詳しく書いているので、そちらも参考にしてみてください。

新卒でエンタメ業界に踏み入れる人を全力応援します