はじめに
「芸能人に会える仕事をしてみたい」「芸能マネージャーになりたいけど、激務なのか心配」という方も多いのではないでしょうか。
キラキラした業界に憧れつつも、実際は大変という話も聞くと思います。
芸能マネージャーは必ずしも大変というわけではないですが、入社前に見極めるのはとても難しいです。
私は新卒でマネージャーになり、その後デスクやファンクラブスタッフ、グッズ制作の担当もしました。
芸能事務所の中では、マネージャーが1番大変だと感じ、デスクや事務の方が比較的働きやすいイメージでした。
なので今回は、芸能事務所の事務・デスク担当の仕事内容について解説します。
マネージャーをやってみたいけど、続けられるか不安な方などは、事務やデスク担当を検討してみることもおすすめします。

芸能事務所はマネージャーが全てではない!
納得して働ける選択を…
そのほか芸能人に会える職業については、過去の記事で書いているので、そちらも合わせて参考にしてみてください。
経理・総務の仕事
他の業界の会社と同じで、芸能事務所にも経理や総務などがいます。
新卒や未経験でも、そこそこ求人が出ているイメージです。
経理の人から聞いた話では、
請求書の発行などをする時に、取引先がテレビ局やエンタメ業界の企業だから、知っている社名も多くて楽しい、とか
ギャラなどの相場が知れて楽しい、という業界ならではの楽しさも聞いたことがあります。
また総務は、所属タレントと繋がりがある他事務所のタレントさん宛に、お祝いやスタンド花を手配する機会もあり、
有名タレントさんに間接的に関わることが出来て楽しい、と言っていた方もいました。

裏側を知られるだけで、ちょっと楽しい
(女性は特に)働きやすい
はじめに書いた通り、マネージャー職と比べると事務職は、圧倒的に働きやすい環境であることが多いと思います。
マネージャーは残業や力仕事も多いですが、事務職は残業が多くはありません。
ほとんど定時で帰れる会社も多いと思います。
月末月初の請求書対応など、忙しい時期のみ残業が発生する…くらいだと思います。

普通の事務職よりは刺激あり。マネージャーよりは楽。
会社によっては、人員不足で忙しい事務職もあるとは思いますが、「改善されやすい」のも働きやすさとしてあると思います。
マネージャー職は、残業しても当たり前というか… 職種柄仕方ないよね、となりがちですが
事務職がたくさん残業しないと終わらない状況であれば、会社として改善しようとすると思います。
家族がいる女性で働いている方も、たくさんいます。

他業界の事務から転職してくる、エンタメ好きの女性も多かった
芸能人に会える機会
マネージャーに比べると、タレントさんへの関わり方は浅くなります。
ですが自社に所属タレントさんには、会社で会う機会があるのと

レッスンや打ち合わせで、所属タレントさんがオフィスに来る
希望すれば現場に見学に行くことも可能だと思います。
テレビ収録などは、事前に同行するスタッフの名前の申請が必要です。
ただスタッフの役割は、そこまで厳しくチェックされないので、事務職の人が現場に行くことは可能です。
私が働いていた事務所も、たまーに内勤のスタッフさんが現場を手伝いに来てくれたりしました。

希望を言えるかは会社の雰囲気によるけど・・
内勤からマネージャーにもなれる
事務所によって、どこまで希望が通るかはそれぞれだと思いますが、元々内勤だったところからマネージャーになる人も、結構たくさんいます。
マネージャーを教育する側も、業界の事情をわかっている人は即戦力になり得ますし、
本人も社内のマネージャーが、どのような動きをしているかを客観的に見られることは大きなメリットです。
マネージャーをやってみたいけど、激務に耐えられるか心配。折角就職してもすぐ退職することになったら嫌。という方は
事務職から経験して、出来そうだったらマネージャーになるのもおすすめです。

私も知ってたら、そうしてた!そうしたかった!
まとめ
今回は「芸能事務所の内勤」についてを解説しました。
そこまで大変ではないながらも、業界を見ることが出来るので、体力にあまり自信がない女性にはおすすめです。
また普通の事務職は退屈に感じてしまう、という方にもおすすめです。

適度にエンタメ業界の刺激に触れたい・・くらいの方に、結構本気でおすすめです
マネージャーの仕事内容に関しては、他の記事で詳しく書いているので、そちらも参考にしてみてください。